Biochar
バイオ炭
純国産の廃材を活用した
環境問題を解決する炭です。
HATSUTORIの技術力
株式会社HATSUTORIでは、ダムに溜まる流木を利用し、純国産のバイオ炭を製作しています。日本の不要な資材を炭として活用することによって持続可能な社会を実現します。
バイオ炭の原料
持続可能な社会の実現に向け、さまざまな環境資源から炭を製作しています。
ダムに溜まる流木(流芥)
近年の土砂崩れや台風などの影響によりダムに覆い尽くすほどの流木が環境問題になっています。流木はダムの排出機能に影響が出ています。ダムから引き揚げた流木の量は、日本全国で年間約60万トンほどあります。この60万トンはアフリカゾウ約6万台に相当します。この流木の処理に人件費やコストがかかり環境問題になっています。
伐採材の廃木材
森林資源を採取する際に廃木材や林地残材が発生します。
林地残材とは、 立木を丸太にする際に出る枝葉や梢端部分、森林外へ搬出されない間伐材等、通常は林地に放置される残材です。
大きさは様々で、建築資材に活用できません。専門業者が処理をしたとしても放置される量はなかなか減りません。
これらの循環資源を活用し、
バイオ炭を製造しています。
HATSUTORIのバイオ炭の特徴
日本の循環資材を使用した純国産のバイオ炭
株式会社HATSUTORIのバイオ炭は、宮崎県で製作している純国産のバイオ炭となっています。また、自社独自の生産ラインを設け、製作しています。
環境問題を解決する唯一無二のサスティナブルな商品
株式会社HATSUTORIのバイオ炭は製作するために木材を伐採するのではなく、廃材や循環資源を活用しています。国連で提唱された持続可能な開発目標「SDGs」の目的達成を目指しています。
本来廃棄予定の資源を再利用する循環型社会の形成
循環型社会を目指していくために株式会社HASTUTORIのバイオ炭は、台風や土砂災害ででた廃材を利用しています。木質未利用材に命を吹き込むのが株式会社HATSUTORIの使命です。
バイオ炭が日本で広まらないわけ
日本ではバイオ炭が市場に出回らない傾向となっています。理由は下記の通りです。
1. バイオ炭の製造コストが高い
2. バイオマス発電に主な使用が決まっている
3. バイオ炭の製造方法が確定できていない
日本のバイオ炭の使用用途は「木質バイオマス発電」で利用されています。「木質バイオマス発電」は国が目指すカーボンニュートラルの取り組みの一環であります。主に建設時の伐採や製造時の廃棄予定の木材や枝、葉や樹皮などを利用しています。
この「木質バイオマス発電」は太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの発電と比べると費用が高く、発電コストパフォーマンスが低い傾向にあり、認知されていません。
しかしながら、海外では「木質バイオマス発電」は注目されており、アメリカの一部の州では広大な大地を利用し大規模なバイオマス発電が行われています。
株式会社HATSUTORIでは、まだ注目されていないバイオ炭を日本に普及していきます。
なぜ、バイオ炭を利用するのか。
reason
炭の製作においては、現代社会における多くの自然環境の伐採が懸念されています。これに対して、炭が持つサステナブルな特性を最大限に活かすために、原料の見直しとより循環的な生成方法の模索が求められています。
木炭の伝統的な製造プロセスにおいては、森林の伐採が必要となるため、環境への負荷が大きくなることがあります。しかし、バイオ炭のような持続可能な代替資源を採用することで、この課題に対処する道が開けています。バイオ炭は、木質未利用材や農業残渣などのバイオマスを原料として使用し、炭化させることで得られるものです。これにより、新たな伐採を行うことなく、既存の資源を有効利用することが可能となります。
通常の木炭は森林を伐採し炭を製作している。
Reason
1
資源が枯渇する現代にサスティナブルな未来が求められている。
地球上の資源は限られており、私たちの生活や経済活動はこれらの資源に依存しています。しかしながら、過剰な消費と浪費が進行する中で、多くの自然資源が枯渇の危機に瀕しています。森林の伐採、鉱山の採掘、化石燃料の使用など、これらの活動が地球の生態系や気候に深刻な影響を及ぼしています。
このような状況下で、未来の世代にも持続可能な環境と資源を提供するためには、資源の原材料を見直す必要があります。新たな技術や方法論を用いて、再生可能な資源の活用や循環型の経済システムの構築が求められています。バイオ炭のような代替資源は、これまでの資源利用の在り方を変え、資源枯渇を防ぐ一環となるでしょう。
Reason
2
炭は消費期限がない。製造の度に自然が失われる。
炭はその堅牢な性質から、長い間利用することができる貴重な資源です。しかし、その持続性が一方で深刻な問題を引き起こす可能性もあります。炭の消費期限のなさは、需要に応じて大量に製造される一方で、その製造に使用される原材料が限られた自然環境を脅かす恐れを孕んでいます。
伝統的な炭の製造においては、木材がその主要な原材料となっています。森林の伐採が続けられることで、貴重な生態系が失われ、生物多様性が減少してしまいます。また、過度な伐採による環境破壊は、気候変動や土壌の劣化などにつながる可能性があります。
Reason
3
人間活動と身近な炭だからこそ、見直しが注目されている。
炭は私たちの生活においてさまざまな形で存在し、暖房や調理、産業活動などで広く利用されています。しかし、これまでの方法での炭の生産と利用が環境への影響を引き起こしていることが明らかとなり、新たなアプローチが求められています。このような背景から、炭の効果的な利用と、それを実現するためのサスティナブルなバイオ炭の開発が注目を集めています。
従来の炭の製造には、森林伐採や石炭の採掘など、非持続可能な方法が含まれていました。これによって生態系の破壊や二酸化炭素の排出など、環境への悪影響が拡大しています。こうした問題に対処するためには、バイオ炭のような新しいアプローチが重要です。バイオ炭は再生可能なバイオマスを原料とし、持続可能な方法で製造されるため、環境への負担を軽減しつつ、資源の有効活用を実現します。
Reason
4
さまざまな研究機関や大学、企業が株式会社HATSUTORIのバイオ炭に注目されています。日本のみならず世界の環境問題が解決できるHATSUTORIのバイオ炭でサスティナブルな生活を体験しましょう。